おすすめの切手買取業者を紹介します！

切手は今売るべき！その理由を解説

高度成長期にブームとなった切手収集ですが、通信手段の多様化にともない、一時期は切手の需要や価値が減少傾向にありました。しかし、近年、切手を取り巻く環境は大きく変化し、再び需要が高まり価値が上がってきています。

コレクターが減少している

昭和中期から後期にかけて、切手収集は幅広い世代に人気のある趣味でした。しかし、現在ではコレクターの高齢化や趣味の多様化などから、切手収集への関心は薄れており、切手コレクターの数は徐々に減少しています。

コレクターが減っているということは、記念切手などへの需要が減っていることを意味するため、一部の希少な切手を除き、価値も下がる傾向にあります。これからさらに市場に切手が出回る可能性も考慮すると、切手収集家の数が少しでも多いうちに売却するのがよいでしょう。

切手の需要の高まりと発行数の減少

切手の需要は減少傾向にあると思われがちですが、近年、需要が高まってきています。たとえば、ECサイトの利用が世界的に増加したことにより、国際郵便の利用が増加し、切手による郵送料金の支払いが増えています。また、フリマアプリなどの普及によって、商品の発送に切手を利用する方が増加傾向にある点もその理由のひとつです。

一方で、郵便配達件数の減少にともない、切手の発行数も大幅に減少しています。切手の発行数の減少と使用機会の増加によって、切手の需要が高まっていることにより、価値が上がっているのです。再び切手の需要や価値が下がってしまう前に、早めの売却が賢明な判断といえるでしょう。

切手はどこで売る？主な売却手段を比較

切手を売る場所は、専門の買取業者や金券ショップ、フリマアプリなどさまざまです。それぞれ特徴や注意点が異なるため、所有する切手の種類や状態、希望する売却方法に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、おもな売却手段のメリットと注意点を比較します。

切手買取業者

切手を売却する方法のひとつが、切手買取業者に依頼することです。切手買取業者は、専門的な知識を持つ鑑定士が査定するため、正確な価値を判断してもらえるのが大きな特徴で、希少価値の高い切手や、コレクション性の高い切手も適正価格で買い取ってもらえるため、高額買取が期待できます。

業者によって得意な分野や買取方法が異なるため、事前に調べてから得意とする分野の買取業者に依頼するとよいでしょう。また、業者によっては使用済みの切手やバラ切手も買い取ってくれる場合があります。出張買取や宅配買取など、さまざまな買取方法に対応している業者も多く、手間をかけずに売却できるのも大きなメリットです。

金券ショップ

金券ショップは、切手をはじめとしてさまざまな金券を買い取っている業者であり、比較的簡単に現金化できる点が特徴です。なかでも、使用済みや記念切手など、比較的状態の良いものを買い取ることが多い傾向にあります。

しかし、買取価格は市場価値や店舗の需要に左右されるため、店舗や売却する時期によって価格が大きく変わることがあります。そのため、売却する際には複数店舗を比較検討することが重要です。また、希少な切手や価値のある切手でも、専門的な知識を持った鑑定士がいない場合は、相場より安く買い叩かれてしまう可能性もあります。手軽に売却できる一方で、期待していたほど高値にならない場合があることは理解しておきましょう。

郵便局

郵便局は、基本的に切手の買取業者とは異なり、使用済みの切手の買取は難しいケースが多いです。郵便局が扱うのは自社で発行した切手がメインで、未使用の切手を他の切手やはがきと交換したり、手数料を支払うことで現金に払い戻したりすることは可能ですが、切手を現金化するための場所ではないと理解しておきましょう。

また、交換や払い戻しの手続きや条件が細かく定められている場合が多いため、詳細については事前に確認が必要です。このようなことから、買取業者としての選択肢に郵便局は含まれないと考えてよいでしょう。

フリマアプリやオークションサイト

フリマアプリやオークションサイトでは、未使用切手は金券と同様の換金性があるため、原則出品禁止とされている場合が多いです。また、切手の売買には専門知識が必要不可欠であり、知識がないまま出品するとトラブルに発展したり、相場よりも安く買い叩かれてしまったりする可能性があります。

さらに、商品の撮影や説明文の作成、購入希望者との交渉、梱包・発送など、売却までに多くの手間がかかります。手間をかけず、スムーズに売却したい場合はおすすめできないため、ほかの方法を検討してみてください。

切手の買取相場はどのくらい？種類別に解説

切手の買取価格は、額面、種類、発行枚数、保存状態などさまざまな要因によって決まります。また、普通切手とプレミア切手では買取相場が大きく異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。ここでは、切手の種類別の買取相場について解説します。

普通切手の買取相場

普通切手は、現在購入できるものでも売却が可能です。金券ショップなどでは、購入金額を上回ることはありませんが、シートであれば額面の90％を超える買取レートとなる場合があります。

たとえば、1,000円の20枚シートは90％前後、500円の100枚シートは88％前後、50円の100枚シートは84.5％前後が買取価格相場です。バラ普通切手はシートの切手より価格は低くなり、買取価格相場は額面の50％前後となります。バラ切手は、種類によっては高額で取引されるものもありますが、買取を行っていない業者もあるため、事前に確認するとよいでしょう。

また、台紙貼り普通切手の買取相場は80％前後までとなっています。バラ切手でも台紙に貼ることで買取価格が上がるケースもあります。

プレミア切手の買取相場

プレミア切手は、希少価値が高く、額面以上の価格で取引される切手のことです。日本切手では1949年発行の「月に雁」が3万3,000円前後、1948年発行の「見返り美人」が8万5,000円前後、戦前の記念切手（逓信記念日制定記念など）は19万円前後、第1次国立公園切手（富士箱根）は26万円前後が買取価格相場の一例です。

また、中国切手では「赤猿」が15万円前後、「毛主席の長寿を祝う」が40万円前後と、かなり高額で取引されるものもあります。ただし、これらの価格はあくまで相場であり、実際の買取価格は保存状態などによって変動する可能性があるので、まずは査定してもらうとよいでしょう。

切手を少しでも高く売るコツとは？

切手の価値は、種類や希少性だけでなく、保存状態や売り方によっても大きく変動します。少しでも高く買い取ってもらうためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。ここでは、切手の価値を最大限に引き出すための売却のコツを紹介します。

保存状態を良く保つ

切手の買取価格は、保存状態によって大きく変わります。状態がよければ高値で買い取ってもらえる可能性がありますが、シミや黄ばみ、カビ、破れ、折れなどがあると、査定額が下がってしまう可能性があります。

状態を保つための適切な保管方法として、ストックブックやポケット付きのファイルなどを使って1枚ずつ丁寧に収納するとよいでしょう。最近では100円ショップで切手の収納に適しているファイルも販売されているので、上手に活用してみてください。

また、湿気が多い場所や直射日光が当たる場所での保管は劣化を招くため避けるべきです。そして、切手を直接指で触ると皮脂が付着し劣化の原因になるため、取り扱う際は先端が丸いピンセットを利用するとよいでしょう。

シート状の切手はバラさずに保管

切手には、1枚も切り離されていない「シート切手」と、1枚ずつバラされた「バラ切手」があり、シート切手のほうが買取価格が上がる傾向があります。これは、シート切手の方がコレクターに好まれるためです。シート切手には「目打ち」と呼ばれる小さな穴が開いており、切手コレクターは目打ちがどれだけ美しい状態かを評価するため、目打ちが切られていないシート切手の方が買取価格が高くなりやすいのです。

すでにバラしてしまった切手は、白い紙に額面をそろえて貼り付け、「台紙貼り切手」にすることで、買取価格が上がりやすくなります。台紙貼り切手は、企業が料金別納郵便を送付する際に利用することから、一定の需要があるため価格がつきやすいのです。

相場を事前に把握しておく

切手を売却する前には、事前に相場を確認しておくことも重要なポイントです。相場を把握しておくことで、所有している切手がどのくらいの価値があるのかおおよその見当がつきます。また、明らかに低い買取価格を提示された際に、断る判断ができるようになります。

切手の相場は、インターネットで「切手の名前＋相場」と検索することで調べられるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。ただし、切手の種類や保存状態によっても価格は異なるため、あくまで目安として把握しておくとよいでしょう。

「切手買取サービスを選ぶ際に重視したいポイントは何ですか？」Webアンケートで調査！

ここまで切手買取サービスに関するさまざまな情報を解説してきましたが、実際に買取を依頼する際に利用者がどのような点を重視しているのか気になる方も多いでしょう。そこで今回は、切手買取サービスを利用したいと考える人を対象にWEBアンケートを実施しました。その結果について詳しく見ていきましょう。

第1位は「買取価格の高さ」でした。切手の売却を考える人にとって、やはり一番の関心事はどのくらい高く買い取ってもらえるかという点です。特に記念切手や外国切手、未使用のものなどは、業者によって査定額に大きな差が出ることがあります。そのため複数の業者に査定を依頼し、比較検討することが推奨されます。最近では無料査定サービスや宅配査定を提供する業者も多く、自宅にいながら複数社の見積もりを取れる点も便利です。少しでも高い価格を提示してくれる業者を選ぶことが、満足のいく取引につながります。

第2位は「スタッフの対応・信頼性」でした。査定価格が良くても、スタッフの対応が不親切であったり、説明が不十分で不安を感じるようでは利用したいとは思えません。利用者の多くは初めて切手を売却する人であり、取引に不安を抱えるケースも少なくありません。査定の根拠を丁寧に説明してくれるか、疑問点にきちんと答えてくれるかといった接客姿勢が、信頼性を判断する大きな基準になります。また会社の運営実績や口コミも参考になり、安心感を持って利用できるかどうかを左右します。信頼できるスタッフに対応してもらえるかどうかが、サービス選びの決め手となるのです。

第3位は「安心して申し込めるかどうか」でした。とくに宅配買取の場合は、切手を送った後の流れや紛失リスクへの不安を感じる人も多くいます。そのため、申し込みや配送に関して補償制度が整っているか、取引の流れが明確で分かりやすいかといった点が重要視されています。梱包材を無料で提供してくれるサービスや、配送時に保険を付けてくれる業者は安心度が高く、初めてでも利用しやすいでしょう。またキャンセル時に返送費用が無料かどうかなどもチェックしておきたいポイントです。

以上がアンケートの結果となります。切手買取サービスを選ぶ際には、まずは高い査定額を提示してくれるかどうかを確認しつつ、スタッフの対応や信頼性も見極める必要があります。さらに安心して申し込める体制が整っているかどうかも重要な判断基準です。単に価格だけでなく、全体のサービス品質を含めて比較検討することで、納得のいく取引ができるでしょう。

切手買取業者を選ぶときのチェックポイント

多くの切手買取業者が存在するため、どこに依頼すればよいか迷う人も多いでしょう。業者選びで失敗しないためには、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは、安心して納得のいく取引ができる買取業者を選ぶ際のチェックポイントを解説します。

スピード感のある対応ができるか

できるだけすぐにでも現金化したい、スムーズに取引を完了させたいという場合は、対応がスピーディーな業者を選ぶことが重要です。たとえば、出張買取に対応している業者であれば、電話一本ですぐに自宅に査定に伺い、その場で対応してくれるケースもあります。

また、24時間いつでも相談可能な体制が整っていると、日中に時間が取れない人でも都合に合わせて利用できたり、買取についての不安を感じた際にすぐに連絡できたりするため、便利です。切手の処分を急いでいる場合はとくに、素早く現金化できる業者を選ぶことで、ストレスなく取引を完了させられるでしょう。

納得できる価格で買い取ってくれるか

切手を高く売るためには、高価買取に力を入れている業者を選ぶことが大切です。多くの業者が高値買取をうたっていますが、それが可能な理由がしっかりと示されていると安心感があるでしょう。たとえば、独自の販売ルートを確保している、店舗を持たない経営をしている、出張エリアを限定することで人件費などのコストを抑えているなど、さまざまな工夫をしている業者はその分査定額に還元してくれる可能性があります。

また、最初から一社のみに依頼して決めてしまうと、買取相場がわからずに損をしてしまう可能性もあるので注意が必要です。複数の業者に査定を依頼し、提示された金額や内訳を比較することで、納得できる価格で売却できる業者を見つけられます。

信頼できるスタッフが対応してくれるか

大切な切手を安心して任せるには、信頼できるスタッフの存在が不可欠です。専門的な知識を持つ査定士が在籍しているか、丁寧で礼儀正しい対応をしてくれるかなどを確認し、安心して任せられる買取業者に依頼しましょう。

信頼できるかどうかを判断する方法として、実際に利用した人の口コミや評判を参考にしてみるのも有効な手段のひとつです。もちろん、自分で見て聞いた情報が大切なので、口コミなどで信頼度が高そうだと判断できたら実際に相談し、査定内容について分かりやすく説明してくれるか、疑問点にきちんと答えてくれるかなどをチェックしたうえで、安心して取引ができる業者を選びましょう。

幅広い品物に対応してくれるか

切手以外にも処分したい不用品がある場合、切手とまとめて査定してもらえる業者を選ぶと便利です。とくに家の整理や遺品整理などをしている場合、売れるか売れないかを判断できないようなものもたくさん出てくることがあるでしょう。

そんなときに、切手だけでなく、古銭や骨董品、ブランド品など幅広い品物の買取に対応している業者であれば、一度に適切な処分ができ、手間が省けます。また、まとめて査定に出すことで、買取価格がアップすることもあるため、複数の不用品を処分したい場合は、対応品目の多い業者を検討してみるのがおすすめです。

申し込みやキャンセルがしやすいか

利用を検討する際は、手数料やキャンセル時の対応も確認しておきましょう。査定料や出張料、キャンセル料が無料の業者を選ぶと、気軽に査定を依頼することができ、買取業者を利用するハードルが下がります。

また、買取契約後のクーリングオフ制度に対応しているかどうかも、万が一の場合に備えて重要なポイントです。売却した後に心変わりしたり、本来は売るはずでなかったものを売ってしまった場合も、クーリングオフが適用されれば問題なく物品が戻ってくるからです。また、無理に契約を勧めたり、強引な対応をしたりしないかなど、安心して利用できる業者を選ぶことで、納得できる買取を実現できるでしょう。

信頼できる切手買取業者を選んで、納得のいく売却を実現しよう

切手は価値があるかどうかの判断がしづらく、専門知識を持つ業者でないと、本来の価値で買取をしてもらえない可能性があります。そのようなトラブルを避けるためにも、切手の鑑定に豊富な知識があり、適切な対応をしてくれる業者を利用しましょう。そうすれば、大切にしてきたものを納得して手放すことができるはずです。