実家の片付けで古い切手が出てきたら、価値や処分に迷いますよね。本記事では、遺品切手が売れるかの判断基準、郵便局での交換・買取業者やフリマでの売却など主な処分方法、査定の流れと高値で売るための準備をわかりやすく紹介します。まずは査定に出すメリットも解説します。ぜひチェックしてください。
遺品の切手の主な処分方法
遺品の切手をどのようにしたらよいか迷っている人もいるのではないでしょうか。ここでは、遺品切手の処分方法について紹介します。郵便局にて新たな切手と交換
古い切手は、自分で使用するなどの目的があれば郵便局で新たな切手として交換可能です。交換には手数料が必要ですが、普通切手やはがきなどの交換ができます。また、交換したい切手と金額に差額があっても、差額を現金で支払えば交換可能です。
買取業者へ売却
実家の整理などで偶然切手を見つけても、価値が分からない場合もあるでしょう。不要な切手がたくさん出てきた場合、売却業者へ査定してみることをおすすめします。切手に詳しい査定士がいる業者であれば、古い切手であっても価値が分かるでしょう。時間があれば買取業者の公式サイトを見て、高価買取してくれる業者を選ぶことをおすすめします。
フリマなどで売却
現在、フリマアプリの普及は多く、自分で価値が分からなくても相手側が欲しい場合もあります。フリマアプリだと、発送などを自分で行うため、買取業者より高額で売却できる場合もあるでしょう。中には、プレミア価格が付いた切手を高値で売却した事例も存在します。ただし、フリマアプリでは独自のルールがあるため、自分が売却したい切手を売却できるか事前に確認することをおすすめします。
切手の主な買取方法
買取業者を通じて、切手を売却する場合ライフスタイルに合わせて3通りの買取方法が存在します。切手の主な買取方法について紹介します。出張買取
仕事や育児で忙しく、なかなかお店へ足を運べない人には出張買取がおすすめです。出張買取は、査定士が自宅まで買取に来てくれるため、みずからお店へ行かなくてもよい買取方法です。目の前で査定が可能であるため、納得できない金額であれば売却を取り消すことも可能です。ただし、切手だけの買取が難しい場合もあるため、ほかに買取できそうなものがあれば一緒に買取してもらうことをおすすめします。
店頭買取
店頭買取は、お店に売却したい切手を持ち込み売却する基本的な方法です。店頭買取であれば、時間があるときや仕事の合間に売却できるため、非常に便利です。切手であれば、大型商品ではないため、運ぶ手間も少ないでしょう。時間がある人や職場や自宅に買取業者がある場合は店頭買取がおすすめです。
宅配買取
宅配買取は、売却したい商品を段ボールに詰めて売却する方法です。多くの買取業者では、LINEやメールであらかじめ査定する方法が一般的です。このため、段ボールで発送したけど、売却できないといったことがほぼありません。宅配買取であれば、都合がつく時間にいつでも段ボールに詰めるだけなので、仕事で忙しい人におすすめです。
切手を少しでも高く売るコツ
切手をできるだけ高額査定してもらう方法がいくつか存在します。切手をなるべく高額査定してもらう方法を紹介します。保存状態をよい状態に保つ
年経過した切手は、ほこりや汚れが目立ち、査定に大きな影響を与えてしまいます。切手を直接手で触ると、皮脂がつき劣化を早めてしまう危険性があります。もし、切手を取り扱う場合は、ピンセットを使用し、ファイルなどで大切に保管することをおすすめします。シートの状態で売却
切手は、バラになっている場合と、シート状になっている場合があるでしょう。バラよりシート状の方がより売却価格が高く、コレクターに人気があります。また、切手の切り離しの部分は目打ちされており、目打ちの美しさも大きなポイントとなります。1枚も切り離されていない状態であれば、売却価格がさらにアップされるでしょう。切り離されていなければ、大切に保管することをおすすめします。
記念切手などはまとめて売却
切手には、記念のものやシリーズものなど、普通のものとは異なる切手も存在します。たとえば、オリンピック切手であれば歴代の大会切手がそろっているだけでも、査定金額が上乗せされるでしょう。また、切手の種類には国宝シリーズや公園シリーズなど、特殊切手という種類が存在します。特殊切手は、同じシリーズで揃っていれば価値は高く、より高額で売却できるでしょう。価値が分からない場合は、複数の買取業者へ査定してもらうことをおすすめします。